お知らせ
7月3日 (日),7月10日 (日) WAF学生向けセミナーのご案内
学生の皆様、こんにちは!
品川WAFどうぶつ病院です。
WAFでは、様々な方法で学生の皆様のキャリア支援をおこなっています。
その一環として、「現場では重要だけど、なかなか学ぶ機会が少ない」分野を中心にした毎月無料セミナーを開催しています。
都心1.5次病院でのエマージェンシー対応の基礎と応用~中規模病院を事例として~
日程:2022年07月03日 (日) 13:30〜17:00
対象:都心での勤務を考える獣医師・動物看護師または関係学部学生 ※学生は最終学年の方を主な対象としていますが、低学年でも参加可能で
す定員:10名開催場所:品川近辺 (参加者には追って連絡)
都心1.5次病院での外科習得の極意~診療にも看護にも活きるコツと視点~
日程:2022年07月10日 (日) 13:30〜15:00
対象:都心での勤務を考える獣医師・動物看護師または関係学部学生 ※学生は最終学年の方を主な対象としていますが、低学年でも参加可能です
定員:10名
開催場所:品川近辺 (参加者には追って連絡)
講師:池谷早代先生 どうぶつの総合病院外科レジデント修了
概要:外科Surgeryは「手の技」を表すラテン語を語源としています。
外科においても、エマージェンシーにおいても語源が示す通り「手の技」が身についていないと医療としての価値を提供することができない分野だと言えます。
獣医師だけではなく、動物看護師においても国家資格後にカテーテルでの処置や心肺蘇生処置が業務に加わることを考えると、外科/エマージェンシー分野の習熟は重要なテーマであると考えられます。
一方で、臨床現場で「手の技」を手取り足取り教える人的/時間的な余裕がなかったり、また「手の技」は個人の感覚に依存する点も多いため、どうしても行き当たりばったりな対応を繰り返しがちです。
そして、「エマージェンシー」と「外科」ほど現場での経験や練習が重要な分野もありません。
例えば、実際のエマージェンシーは教科書通りではなく、院内の人的リソースや外来の状況など、さまざまな状態が入り乱れるマルチタスクを優先順位を立てて行っていく必要がある複雑な分野です。
そのため、今回のセミナーでは、現場でどのように考えてエマージェンシーの対応しているのか、また外科の合併症や術後管理まで含めて考えるサージカルプランニングはどういうものなのか、を通して「手の技」を現場で習得するための考え方を参加者の皆さんにも学んで頂けたらと考えています。