予防医療
予防医療の重要性
イヌやネコも人間と同様に感染症にかかります。その中には発症すると治療が難しいものがありますし、中には人間にも感染する疾患も存在します。そのため、予防接種はどうぶつたちの健康を守るとともに、社会を守ることにも貢献します。当院でも多数の予防接種を行っていますし、ノミやダニ、フィラリアなどの寄生虫対策も扱っていますので、ぜひ積極的にご利用ください。
当院が考える予防プラン
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当院では世界の獣医師団体が定めたガイドラインを基に、その子のライフスタイルに合わせた予防プランをご提案致します。
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最新ガイドラインプラン(年間を通して、どうぶつを寄生虫から守る最も安心プラン)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 ノミ・ダニ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ フィラリア ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 狂犬病ワクチン 狂犬病予防は義務です。年に1回必ず接種しましょう。 混合ワクチン 時期を決めて年1回、ワクチンを接種しましょう。
(幼犬・幼猫、未接種の成犬・成猫はご相談下さい)。 -
お散歩安心プラン(都内でのお散歩を楽しむ子が安心して頂けるプラン)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 ノミ・ダニ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ フィラリア ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 狂犬病ワクチン 狂犬病予防は義務です。年に1回必ず接種しましょう。 混合ワクチン 時期を決めて年1回、ワクチンを接種しましょう。
(幼犬・幼猫、未接種の成犬・成猫はご相談下さい)。 -
東京都の気温
13°C以上あればノミは繁殖を繰り返します。お薬の定期的な投与をおすすめします。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平均気温 5.4 8.5 12.8 15.1 19.6 22.7 25.9 27.4 22.3 18.2 13.7 7.9 最高気温 18.7 21.9 23.4 26.2 28.9 31.4 34.7 36.8 31.7 30.1 22.1 20.3 最低気温 -2.4 -0.5 2.3 6 10.9 15.1 19.3 18.4 16.8 7.9 3.8 -2.2
予防の必要性
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ノミ・マダニの予防が必要な理由
ノミやダニに寄生されると、皮膚に赤みやかゆみが出ますし、吸血による貧血やアレルギー症を起こします。また細菌の二次感染を起こして状態が悪化することもありますし、人間にも被害が及ぶ例もありますから、しっかり予防しましょう。
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症状
- 発疹
- 赤い斑点
- 痒み
- 脱毛
- アレルギー性皮膚炎
- 貧血など
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フィラリアの予防が必要な理由
フィラリア症は蚊が媒介する疾患です。蚊の体内にいる微小なフィラリアは、吸血されたと蚊きにどうぶつの体内に侵入します。そして体内で成⻑して肺や心臓に寄生し、健康を害します。重症化すると命に関わるので注意すべき寄生虫です。イヌの感染例が多いですが、ネコにも感染します。
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症状
- 元気がなくなる
- 呼吸が苦しそうになる
- 食欲が低下する
- 咳がでる など
- お腹が膨れる
予防薬料金
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わんちゃん用の予防薬
わんちゃんの体重によって価格が変動します。
予防薬 一般価格(税込) 会員価格(税込) ネクスガード・スぺクトラ
(ノミ・ダニ・フィラリア)3,080円〜/月 2,640円〜/月 プロハート12
(フィラリア)9,856円〜 セット価格
(プロハート12+ノミ・マダニ駆除薬)
7,040円〜ブラベクトスポット
※(ノミ・ダニ)6,578円〜/3ヶ月毎 5,060円〜/3ヶ月毎 ブラベクト錠
※(ノミ・ダニ)6,578円〜/3ヶ月毎 5,060円〜/3ヶ月毎 ネクスガード
※(ノミ・ダニ)2,200円〜/月 1,980円〜/月 ※ブラベクトスポット・ブラベクト錠は3ヶ月に1回、ネクスガードは1ヶ月に1回投与
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ねこちゃん用の予防薬
ねこちゃんの体重によって価格が変動します。
レボリューションはフィラリアの寄生予防、回虫及びミミヒゼンダニ、ノミ・マダニの駆除に有効です。
ブロードラインはフィラリアやお腹の虫の駆除、ノミ・マダニの駆除まで、これ一つでOKです。
ブラベクトスポット猫用は、ノミ・マダニ駆除に3ヶ月効果を発揮するキャップ一体型のピペットタイプのお薬です。予防薬 一般価格(税込) 会員価格(税込) レボリューションプラス
(ノミ・ダニ・フィラリア)2,420円〜/月 2,200円〜/月 ブロードライン
(ノミ・ダニ・フィラリア)2,200円〜 セット価格
(プロハート12+ノミ・マダニ駆除薬)
7,040円〜ブラベクトスポット猫用
※(ノミ・ダニ)6,820円/3ヶ月毎 5,500円/3ヶ月毎 フロントラインプラスCAT
※(ノミ・ダニ)1,650円/月 1,430円/月 ※ブラベクトスポットは3ヶ月に1回、フロントラインCATは1ヶ月に1回に投与
混合ワクチン
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混合ワクチン接種が必要な理由
混合ワクチンは下記の疾患の予防を目的としています。発症すると生命に関わるものや、助かっても後遺症が残るものもあるので、ぜひワクチンを接種して予防に取り組んでください。ワクチンを打たないまま過ごしていると、散歩の際などにご近所のどうぶつたちに感染させてしまう可能性もあります。どうぶつたちと楽しく過ごすためにも積極的に接種しましょう。
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犬の感染症
- 犬ジステンパー
- 犬パラインフルエンザ感染症
- パルボウイルス感染症
- 犬コロナウイルス感染症などのウイルス疾患
- 犬伝染性肝炎(アデノウイルスI型)
- 数種のレプトスピラ菌の感染症
- 犬伝染性喉頭気管炎(アデノウイルスII型)
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猫の感染症
- 猫汎白血球減少症(伝染性腸炎)
- 猫白血病ウイルス感染症
- 猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
- 猫クラミジア感染症
- 猫カリシウイルス感染症
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ワクチンチェック(抗体検出検査)
混合ワクチンは感染症を予防することができますが、人間と同様に副作用でアナフィラキシーショックやアレルギーが起きるリスクがあります。ワクチンチェックでは採血をするだけで、混合ワクチンの抗体があるか検査することができ、適切なワクチン接種のタイミングを知ることができます。
会員価格 7,700円(税込) 非会員価格 8,800円(税込)
狂犬病ワクチン
狂犬病は人間も感染しますし、致死率が非常に高いことで知られています。そのため日本では生後3ヶ月以上のイヌはワクチンを接種することがご家族の責任として法律化されています。接種しないと罰せられますし、人間社会を守るためにも非常に重要ですから、毎年しっかりとワクチン接種をご利用ください。