新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、緊急事態宣言が発令されました。
当院は、緊急事態宣言期間中も、大切などうぶつたちを守るために診療を続けて参ります。
これまで通りの獣医療を提供するためには、感染防止策を徹底する必要があり、そのためには飼い主の皆さまのご理解とご協力が不可欠になります。
飼い主さまとどうぶつたちに安心して獣医療を提供できますように、尽力して参ります。
つきましては、緊急事態宣言発令期間中は以下のように対応させていただきたく、ご協力のほどお願い申し上げます。
1.ご来院時のお願い
(1)キャリーケースに入れてのご来院をお願いします。
ご来院の際は、感染防止のため、出来る限りキャリーケースでのご来院をお願いします。
また、キャリーケースの消毒をお願いする場合がありますので、ご理解のほどお願いします。
(2)首輪・ハーネス・リードの着用など脱走防止の対策をお願いします。
院内換気のために、病院正面のドアや診察室のドアを定期的に開け放した状態にすることがございます。
そのため、首輪・ハーネス・リードの着用など脱走防止の対策を必ずご準備ください。
(3)病院前のベンチや車内でお待ちください。
待合室での飼い主様同士の接触をなるべく避けるため、徒歩でいらっしゃる場合は病院前、お車の場合は駐車場にてお待ちください。
なお、待合室の混雑を避けるため、処置や検査、調剤の待ち時間は院外でお待ちいただくことがございますので、ご理解のほどお願い申し上げます。
2.定期的な院内換気
診察時や待合待機時に、換気のため病院正面のドアや診察室のドアを開け放した状態で診察をさせていただく場合がございますので、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。
3.予防接種(狂犬病予防接種、混合ワクチン)後のお願い
予防接種でご来院頂いた場合、予防接種後に副作用が出やすいため、10分ほどのお時間をお待ちいただいています。
その際には、院外やお車での待機をお願い申し上げます。
4.キャッシュレス決済のお願い
ご会計時は、感染リスクを低下させるために、キャッシュレスでのお支払いにご協力いただきますようお願い申し上げます。
今後、感染拡大の状況によっては「診察受け入れ頭数の制限」や「予防関連での来院のお断り」、「診療時間の変更」などを行う場合もございます。
その際には、事前にご連絡をさせていただきます。
また、院内にてスタッフの感染が確認された際には、保健所の指導に従い一定期間休診になる可能性も高いため、今まで以上に院内消毒の徹底とスタッフの感染予防の徹底を強化して参ります。
新型コロナウイルスに感染された
ご家族からのペットの
受け入れについて
現状、ペットが新型コロナウイルスの感染源と疑われるような確定的なエビデンスはありません。
しかし、動物の体表に付着したウイルスを含む飛沫から、人に感染する可能性はあります。
そのため、感染者と同居している(濃厚接触をしている)ペットの受け入れは、厳重な感染防御策を講じた上で、ほかの入院動物と接触しないよう完全に隔離してお預かりする必要があります。
現在の当院の設備では受け入れができません。
しかし、現在病院増築拡張工事をしており、その工事が完了以降(4月29日以降)であれば、一頭のみ受け入れが可能になります。
ご家族が感染した場合、長期にわたる入院を余儀なくされる可能性があることから、当院では感染が判明し、お世話が困難であると判断される場合に、4月29日から一頭に限定してお預かりをする予定です。
同時に二頭以上の受け入れは困難であるため、すでに一頭のお預かりしている場合には、やむなく受け入れをお断りさせていただきますので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
また院内感染を防ぐため、通常のホテル預かりに関しては制限する予定ですので、併せてご了承のほどお願い申し上げます。
2020年4月7日
院長 津山 悠