獣医学生の皆様へ

“あなたは10 年後にどこまで成長し、どういう仕事をして、いくら稼ぎたいですか?”

獣医学生の皆さんは日々の勉学に取り組みながら、進路について多くの悩みを抱えておられると思います。
私も学生時代に自分の将来に関してかなり悩みました。
そうした悩みの中で小動物臨床に限らず、大動物臨床や公務員、企業、海外研修なども検討しながら、さまざまな方々や多くの動物病院を訪問し、自分のキャリアデザインを明確にしてきました。
そこで、皆さんの参考になればと思い私のキャリアの変遷をまとめました。

① 学生時代に50以上の大手・有名病院で見学・実習を行う動物病院と言ってもさまざまなタイプの病院があります。また、専門分野も得意分野も違っています。
そこで、自分に最もフィットする病院を探すべく、学生時代に北海道から関東・中部・大阪まで、50 軒以上の動物病院に見学・実習に伺いました。
50軒という数は、おそらく日本中の獣医学生の中でも最も多く、動物病院に最も多く見学に行った学生であったと自負しています。
そして、学生として多く動物病院を見学する経験から、全国の動物病院の実情を肌で感じてきました。
また、いろいろな方と会う中で、“10 年後に1000 万円以上の年収を得たい、自分で事業を起こしたい、多くの人と関わる仕事がしたい” という10 年後のセルフイメージが明確になりました。
結果として“小動物臨床に進み、開業して経済力を持つ。そのためにはどういう病院に一軒目に行くべきか” それが就職活動の行動の羅針盤になりました。

② 5年後の開業を目指ざし、開業に結びつく動物病院に就職修飾語5 年での開業を目指していましたので、たくさんの症例が診れる、多くの診察を担当できる病院に就職しました。
実際、1日20 ~ 30 件の外来の診察を担当し、年間150 件以上の手術の執刀を担当しました。
学術面では、最も悪性度が高いタイプの猫リンパ腫に免疫療法を適用し、世界的にも例がない長期の生存を得た症例に関して、日本獣医再生医療学会第1 回大会にて依頼講演や、学会発表を行ってきました。
さらに、動物看護師のマネジメントを担当し、看護師業務の効率化に取り組み、業務習得の期間を2年間から半年間に短縮することができました。勤務医時代を経て、卒後5 年目に開業することができ、現在は、地域の中核病院に成長できるように日々努力しています。

③ キャリアコンサルタントとして、動物病院就職セミナーを担当学生時代の経験と勤務医の経験から、獣医学生と動物看護学生向けに動物病院就職セミナー を主催しています。
特に、2015 年からは酪農学園大学やその他獣医大学の就職課主催の就職セミナーで講師を担当しています。
動物病院への就活アドバイスとして、次ページにポイントを説明していますので参考にしてください。
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